お食事中の方は見ないでください
こんにちは、学芸員の金城です。
ようやく8月も中頃になりましたね!
冬が着々と近づいてきているのがとても嬉しいです!
さて、タイトルにあるとおり食事中の方は見ない方が良い内容となっております。
う●ちやGOKIBURI、芋虫のお話が出てくるので、苦手な方はスルーしてくださいね(^^)
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オオウナギ(大)、程よく食べた日は立派なうんちをするんです。
ウナギってこんなうんちなんだな~といつも関心しています。
(チビウナギはピリピリうんち‥がんばれ)
▲約4cm位の大きさがあります
食事をすると排泄をするのは世の理ですが、
飼育しないとどんなうんちをするか分からないもの。
知っていることが増えると楽しいですね(^-^)
あと!村民の方がこんなものを持ってきてくれました!
▲大きな緑色のムカデだよ~
標本にするため、速攻で冷凍庫にしまったため
長さを測り損ねてしまいました‥
とある方に見てもらったところ、アオズムカデではない、とのこと。
英文の論文を頂いたので、これを機に頑張って訳してみたいと思います(^o^)
あと、今博物館に実習生がきています♪
近くをちょろちょろしてくれました!
・オスは全体が濃い暗赤色、額からのど、胸は大きく黒色。下面は白色で、和気に黒色斑がある。
・メスは上面淡い赤褐色、下面は灰白色でうろこ状の斑がある。
・沖縄本島と慶良間列島に生息するのはホントウアカヒゲ(オスは脇に黒斑がなく灰白色)
・鳴声はコロロー、チーと金属音、ピーヒョイヒョイヒョイ
・森林中の水の少ない河川沿いに多い
(写真で見る野鳥図鑑 沖縄県の野鳥/沖縄野鳥研究会編より)
嬉しすぎてシャッターチャンスを逃し、写真撮れず‥残念!
オガタマノキでは悲鳴があがりそうな出会いが。
▲ゴ、GOKIBURIー!!!!
でも、丸い。なんだこのゴキは。
調べてみると、住居周辺にいるゴキとは違う種類のよう。
★サツマゴキブリ(マダラゴキブリ科)
・オスは25mm内外、メスは30~35mm
・琉球列島から九州、四国、台湾、中国に分布
・3~12月にかけて出現
・体は楕円形で扁平
・オス、メスともに翅はうろこ状に変化して胸部の側方に付着
・前胸背の全縁は半環状に黄色に縁取られている
・胸、腹部は赤褐色に縁取られているが、特に腹部は赤みが強い
・尾は短く刺状
・林や山地の朽ち木の樹皮下に小さな群れでいることが多い
・活動するときは単独で落ち葉の中などに見られる
・幼虫は湿気を好み、時に水中に潜っていることがある
・沖縄における個体数は少ない
(沖縄昆虫野外観察図鑑 第4巻より)
たまーに見る丸いゴキはこのタイプだったようです。
良く見るタイプのゴキとはちょっと違うようなので、
見逃すことにしました。
ゴキネタで終わるのは微妙なので、
ノグチゲラ保護区付近で見つけたクマバチさんで
癒やされてください(^^)
▲脚に毛が!可愛い!
★オキナワクマバチ(コシブトハナバチ科)
・出現は4~10月
・体は全体黒色で黒色毛に覆われ、雄では顔面、触覚柄節が黄白色
・翅は黒青色を帯びた半透明
・5~8月にゲットウ、ヘチマ、ニガウリ、タイワンウオクサギ等の花によく訪花する
・体が黒くて、一見熊を思わせるところからこの名がつけられた
(沖縄昆虫野外観察図鑑 第3巻より)
最近草木のお世話や外掃除を集中的にしていますが、
本当に焼けるような暑さです。
皆さんも外で作業をする際は、水と塩分チャージをお忘れ無く!
ちなみに、スポーツドリンクと塩分チャージを
同時に摂取すると、血圧がかなり上昇するようなので
一緒に取らない様に気をつけてください。