赤ちゃんかわいい

2018年になりましたね!

学芸員の金城です。

あけまして、おめでとうございます。


新年早々、博物館では燻蒸(館内の害虫を駆除する作業)を行ったため

早くも仕事をやりきった感がすごい金城です。


ある日、外から用務員の山ちゃんの声が。


山ちゃん「金城さーん、ヘビいるよー」

金城「あいー!すぐ行くー(カメラをもってダッシュ)」


バラの苗の隙間に、ヘビが縮こまっていました。


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▲こんなに近くで屋外のヘビを見たのは初めて


山ちゃんの作業が終わるまで、という約束で

ヘビを捕まえて少し観察してみました。


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ヒメハブでした


寒いからか、ケースを揺すっても全然動きません。

ヒーターの近くに移動させると、

少し動きが機敏になって外の様子を伺っています。


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ヒメハブ、顔が可愛い


ヒメハブとはいえ、有毒のヘビ。

あまりちょっかいを出し過ぎると危ないです。


こんな簡単なケースで大丈夫かって?

実はこのヒメハブ、赤ちゃんなんです(^^)



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▲とぐろを巻くと消しゴムサイズに



大体20cmない位でしょうか。

野生生物保護センターの皆藤さんによると、

しっぽが可愛いとのこと。


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ほんとだ。白いつぶつぶが可愛い。非常に可愛い。飼いたい(ダメ)



ハブ等、危険な生き物はきちんと資格を取得して

県の動物愛護管理センターの所長から許可を取らないといけません。


山ちゃんの作業が終わったため、

ヒメハブの赤ちゃんとお別れしました。


どんな生き物も赤ちゃんは可愛い。

そう思った一日でした。