人面虫

昨日とはうってかわって、真夏の日差しですね。

こんにちは、学芸員の金城です。



博物館は川の側に建てられているため、

冬でも夏でも結構な湿気が。



そのため除湿機をフル稼働させて

湿気と戦っています(>_<;)



なぜかというと、

湿度が70%を超えるとカビが発生 → カビ大好きな虫が来る → 展示物がオダブツ‥となります。



博物館は展示物(剥製や木材)や図書館(紙類)があるので、湿度は大敵!

大体50%~65%が最適なんです。




話は変わって。




今日自宅でこんな虫を発見。



f:id:yamamizuh:20170421131856j:image

▲ぽかーんと口を開けた人の顔みたい(笑)



f:id:yamamizuh:20170421132545j:image

▲よく見ると大量にいるー!交尾してる?




最初、ジンメンカメムシかな?と思ったのですが、

ちょっと違う様子‥

f:id:yamamizuh:20170421131855j:image

▲ジンメンカメムシはこんな虫





博物館の本で調べると、「アカホシカメムシ」という名前でした★


f:id:yamamizuh:20170421131856j:image

★アカホシカメムシ(ホシカメムシ科)

 ・体長は12~17mm

 ・沖縄では各地に分布

 ・チュウキュウトロロアオイ、フヨウ、アメリカネリで見られる

 by沖縄の昆虫類(東清二・著/1975発行/風土記社)


口をぽかーんとあけた細身のお兄さんみたいで、

なんだか愛嬌がありますね。



気になった虫を調べて名前がわかると

なんだかワクワク楽しい金城でした。




写真・文:きんじょう